RC造　外断熱工法のシロアリ駆除｜宇治市

スタッフからの
コメント・提案・
実施内容

まず最初に現地に伺いましたところ、
室内の窓枠がシロアリの被害にあっていました。

調査を進めていくと窓枠の上部から侵入してきたように思われ、
外部に回ると、外壁には全く形跡が見られませんでした。
（調査に夢中になり写真を撮るのを忘れてしまいました・・・）
もちろん、ＲＣ造の為、床下を調査することもできません。

途方に暮れながら、新築時の図面を眺めていると、
躯体の外に断熱材が・・・。
外断熱工法の建物でした。

断熱材と躯体との間から侵入し、窓周りへ到達、
その後窓枠へとの推測を立て、後日外壁を解体することになりました。
その写真が一枚目です。
手前のグレーの部分が元々の外壁部分、ピンク色が断熱材、
その奥に見えるコンクリートが躯体になります。
茶色の線はシロアリの通り道です。

予想通り、断熱材と躯体の間から侵入していました。
写真二枚目は断熱材をアップにした写真です。
真ん中あたりにシロアリが数匹活動しています。

被害のあった窓周りにも蟻道がありました。（写真三枚目の茶色い線）

最終的に、8か所からシロアリが侵入している形跡が見られましたので、そのすべてに処理を行い完了です。

個人的な見解として、
外断熱工法は、断熱効果は非常に高いですが、
シロアリに対しては疑問が残ります。

ＲＣ造の為、新築時には防蟻処理をしていない建物でしたので、
こういう結果になったのか。
木造のの建物なら被害はどの程度進んだのか。
いろいろと考えさせられる現場でした。


ＲＣ造の建物でもシロアリ被害にあいます。
お困りの際は一度ご相談ください。