害虫・害獣・害鳥 | セアカゴケグモ |
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サービス | 薬剤処理、営巣除去 |
エリア | 京都市 |
セアカゴケグモが大量に発生している。
一度、薬剤処理をお願いしたい。
今回はセアカゴケグモの駆除の施工事例です。
名前は聞かれたことはあるかと思いますが、このクモについてご説明しますと、
セアカゴケグモの体長は、雌で約7~10mm、雄で約4~5mmで全体的に黒色です。
背赤にはセアカゴケグモの特徴である赤い帯状の模様がありますが、
この赤い模様があるのは雌だけで、雄は全体的に茶色をしています。
毒は雌だけが持っているもので雄は無害です。
雌が持つこの毒は、α-ラトロトキシンというタンパク質が主成分の神経毒で、
咬まれるとチクリと針で刺されたような痛みを感じます。
その後、だんだんと咬まれた部分が腫れて赤くなり、痛みも全身に広がっていきます。
人が咬まれても重篤な症状に至ることはほとんどありませんが、
個人差もありますので、できるだけ早く病院で治療を受ける方が良いです。
京都府では2005年10月に初めてセアカゴケグモの生息が確認されて以降、
複数の場所で確認されており、すでに広域に生息していることが推測されます。
身近な場所では、エアコンの室外機やプランターのふちの裏、外においてあるサンダルの中、
自宅周辺以外では公園のベンチの下、ブロックの隙間、自動販売機の下などを生息地としています。
長くなりましたが、上記の点をふまえて、敷地内の駆除にとりかかりました。
巣を取り除き、薬剤を噴霧します。
京都市としてはセアカゴケグモの駆除は行っていません。
発見された場合はその土地または建物の管理者が駆除しなくてはなりません。
もしセアカゴケグモを発見されたら、まずはご相談ください。