害虫・害獣・害鳥 | ヒラタキクイムシ |
---|---|
サービス | 予防工事 |
日数 | 半日程度 |
エリア | 京都市中京区 |
木から粉のようなものが出てるのですが、一度見て欲しい。
今回はキクイムシ予防のお話です。
調査にお伺いすると、店舗内にオブジェとして置いてある木から粉のようなものが出ているという事でした。よく木を観察しますと1~2㎜くらいの穴がぽつぽつ空いていました。間違いなくキクイムシの仕業です。
この穴は成虫が木から脱出する時、木粉や糞を虫孔から排出するため出来るもので、加害材の下に盛り上がった白い粉が見られることが特徴です。一般のご家庭ですと、押入、窓枠などで発見されることが多いのですが、これによって初めて被害に気付くことがほとんどです。
木造住宅の柱や梁に使用されるスギ・ヒノキなどの針葉樹は、卵を産みつける導管がないため食害されませんが、ラワンなどの幼虫の工サになるデンプン質があり、成虫が産卵するに適した導管のある広葉樹が食害を受けます。
ではそもそもどこでキクイムシの卵が産みつけられたのでしょうか??キクイムシは世界中に分布しており、卵や幼虫が付くのは製造段階以降の在庫・流通・使用段階の可能性が高いですが、これを特定することは非常に困難です。知らずに被害木材を使うことによって発生の原因となるのです。
今回は虫穴、節に薬剤を注入し、表皮には塗布する方法をとりました(写真)。どこに卵が産みつけられているか分かりませんので、可能性のある個所に対しての作業を行いました。押入などの一枚板でしたら交換すれば良いのですが、今回はそういうわけにもいきませんでしたので。
虫、動物、鳥など、駆除予防に関するお問合せは無料です。
お気軽にご相談くださいませ。