旅館のトコジラミ駆除｜京都市中京区

スタッフからの
コメント・提案・
実施内容

最近お問い合わせの増えてきました、トコジラミの事例です。

中京区にある宿泊施設様よりご連絡を頂きました。
宿泊された方が被害にあったということですぐさま調査に伺いました。

調査時の写真がこちらです。
写真①は押入の中で発見した糞と隙間に潜むトコジラミの写真です。
写真②は引き戸の敷居の奥に潜むトコジラミです。
写真③は柱の隙間にあった糞と卵です（透明なものが卵です）。

写真で見てわかるように卵から成虫まで数多くのトコジラミが生息していました。
トコジラミは扁平な体をしているため、家具、カーペット、畳や壁の継ぎ目などなど、あらゆる隙間に潜り込むことができます。そして写真のように多数の黒い点（＝糞）を残します。

ではいったいどこからトコジラミはやってきたのでしょうか？

正解は主に人や物と一緒に運ばれてお部屋に持ち込まれるのです。
海外からの旅行客や荷物などと一緒に国外から入ってくるだけでなく、トコジラミが発生している他の施設を利用し、その利用者の衣服やカバンなどにトコジラミが紛れ込んでいる、といったケースが非常に多いです。

今回のように一旦繁殖すると駆除に多大な労力や費用がかかることとなります。日頃からこまめに掃除、点検を行い、トコジラミを早期発見することが重要です。

今回も駆除作業は2回に分けて行いました。
その理由として薬剤が卵には効かないということと、また確実に根絶するために、1回目の作業時に卵だったものが幼虫になる頃（概ね7～10日後）に、再度作業を実施いたしました。

何度も言いますが、トコジラミは早期発見、早期解決がなにより重要です。
お困りの方はとりあえずご一報ください。