床のブカブカから発覚したシロアリ駆除

スタッフからの
コメント・提案・
実施内容

京都市内のお客様よりお問い合わせがあり、
現地調査に伺いました。

階段室の床がブカブカするとのことで
調査しましたところ、やはりシロアリによる被害が
確認されました。

写真一枚目のコンクリート基礎の入り隅部分（中央部分）に
下から上へ伸びる蟻道が分かりますでしょうか？

ここから侵入し、写真2にあるように水平方向に移動しています。

写真3枚目は写真1の裏側にある箇所です。
シロアリの被害により本来角材の土台が丸太のようになっています。
これはシロアリの特性によるものです。

木材の断面を見ると中心部は色が濃く端部は色が淡いことが分かります。
中心部は【心材】と言い、樹脂やタンニン等が含まれるためシロアリは
このんで食べません。
対して端部は【辺材】と言い、この部分をシロアリは好んで食べます。

またこの他にも、早材(春から夏にかけて成長した部分）と
晩材(夏以降に成長した部分）では早材を好みます。

このように、シロアリは木材のすべての部位を
食いつくすわけではありませんんので、
写真3のような形に残ることが多くあります。


お客様には写真を見せながら現状を確認していただきました。
床下の補修が必要な箇所もありましたので、
後日あらためて、改善案とお見積りを持参し、
来月に施工予定です。


当社では床下調査は原則無料で行っております。
(有償の場合もあります）
床がブカブカする等感じられた際はお気軽にお問い合わせください。