古民家の床下調査｜京都市右京区

スタッフからの
コメント・提案・
実施内容

築80年の古民家所有者の方より
お問い合わせがあり、
床下調査を行いました。

10年ほど前に他社にてシロアリ駆除工事をされたようですが、
今後、リフォームを行い移住するにあたり
シロアリによる被害が心配とのことでした。


過去の被害は多くありましたが、
現状では、シロアリ被害の進行はありませんでした。

しかし、10年前に他社様が行った施工を見ていますと
ずさんな工事が見受けられました。

写真1枚目の左側に鋼製束が写っていますが、
その直上の大引は半分程度までシロアリに食害されています。
このように強度が落ちた大引に鋼製束を取りつけるのではなく、
大引自体の補強もしくは交換を行い、その上で鋼製束での
補強を行わなければ、意味をなしません。


また、写真2枚目は床板を直接支える、根太と言われる部材です。
ここも、シロアリ被害により大きく欠損し、
いつ、床が抜けてもおかしくない状況でした。


今回は、ご近所の大工さんに全面的なリフォームを
お任せするとのことでしたので、
お施主様だけではなく、大工さんにも
写真付きの報告書を提出し、
当社から、補強のお願いをいたしました。


当社には、大工、建築の経験者が在籍しております。
シロアリの予防、駆除だけではなく、
安全に、より快適に暮らしていただけるような
ご提案をいたしてまいりますので、
お困りの際はご相談ください。


また、4月から5月にかけましては
シロアリが翅蟻になり、群飛するシーズンです。

この時期に翅蟻を見かけられましたら、
シロアリの可能性が大いにありますので、
その際も、ぜひ当社にご相談ください！