食品工場の防虫対策（ノコギリヒラタムシ）｜神戸市

スタッフからの
コメント・提案・
実施内容

今回は定期的に伺っております、
某大手食品会社様からのご依頼により
防虫対策工事を行いました。

写真1は床に敷いてある鉄板です。
この鉄板の上をフォークリフトが往来しますので、
補強のためには必要なものですが、
その下部には隙間がありました。

この隙間は清掃もしづらく、残渣が溜り、
ノコギリヒラタムシの発生原因となっていました。

通常ですと、虫が出れば殺虫剤で処理と考えがちですが、
薬剤の使用を規制されている領域でしたので、
薬剤に頼らない物理的な防除を選択しました。

まず、発生原因である隙間を塞ぎますが、
長年の使用で鉄板自体にも歪みがあり、
その上をフォークリフトが通るたびにたわみが生じていましたので、
このまま塞ぎますと、たわみにより充填剤が砕かれ、
新たな異物混入の原因にもなりかねません。

その為、たわみを防ぐために、鉄板下にスペーサーを入れ
たわみを防止し、その後充填剤による隙間充填処理を施しました。

この作業から数か月たち、建屋内でのノコギリヒラタムシの捕獲は
激減いたしました。


こちらは、大手の食品会社の施工事例ですが、
一般の飲食店や、住居におきましても薬剤に頼らない
物理的な害虫防除は可能です。

大手メーカーや、食品会社で培ったノウハウを私たちは持っています！
害虫にお困りで、殺虫剤だけの処理に不安を覚えられる方は
お気軽にご相談ください。