
立体駐車場での鳩対策は、防鳥ネットによる侵入防止を中心に、防鳥ピンや清掃・消毒を組み合わせるのが基本です。場所別の対策方法、費用相場、業者依頼時の注意点を解説します。
目次
防鳥ネットによる物理的な侵入防止を中心に、防鳥ピンや忌避剤、清掃・消毒を組み合わせることが効果的です。鳩の侵入経路や滞留しやすい場所を確認したうえで、複数の対策を組み合わせることが重要です。
【主な鳩対策】
立体駐車場は雨風をしのぎやすく、H形鋼や梁、桁の上などに鳩が止まりやすい構造です。放置すると、車両への糞害だけでなく、悪臭や衛生問題、設備の故障、利用者からのクレームにつながることがあります。
音や光で一時的に追い払っても、鳩は一度居ついた場所へ戻りやすいため根本的な解決にはなりません。侵入経路をふさぎ、止まれない環境を作ることが再発防止のポイントです。
効果的な対策は、防鳥ネットで開口部や天井面への侵入を防ぎ、梁や配管、シャッターボックスなどに防鳥ピンやワイヤーを設置して停留を防ぐ方法です。あわせて糞や巣材を清掃・消毒で除去し、鳩が戻りにくい環境を整えましょう。
高所や機械設備周辺への施工は安全管理や法令への対応が必要なため、専門業者へ相談することをおすすめします。
車両への糞害や悪臭、衛生問題に加え、シャッターや配線などの設備トラブルにつながることがあります。
立体駐車場でよくある被害のひとつに、車両への糞害が挙げられます。鳩の糞が車に付着すると利用者からのクレームにつながりやすく、清掃対応の負担も増えます。
被害が進むと、駐車場全体の美観が低下し、悪臭や衛生面の問題に発展しかねません。乾燥した糞が舞い上がると、利用者や清掃作業員の健康にも影響を及ぼすおそれもあります。
設備まわりへの被害にも注意が必要です。H形鋼や梁、桁の上に糞が堆積すると清掃しにくくなるほか、配管や配線ラックの周辺では腐食や設備トラブルを招くおそれがあります。シャッターボックス内やその周辺に糞がたまると、開閉不良の原因になることもあります。
また、室外機やキュービクルの周辺は、鳩が巣を作りやすい場所のひとつです。巣によって点検やメンテナンス作業に支障が生じる場合があるほか、ロックウールなどの断熱材が巣材として持ち出されると、断熱性能の低下や天井材の散乱につながる可能性もあります。
小規模な清掃や部分施工は数万円から、大規模なネット施工では数十万円以上かかる場合があります。
立体駐車場の鳩対策費用は、施工範囲や被害の程度、高所作業の有無、使用する資材によって異なります。侵入経路や営巣状況も現場ごとに違うため、正確な金額を把握するには現地調査に基づく見積もりが必要です。
小規模な糞清掃や部分的な防鳥ピンの設置は比較的低コストで済む場合もありますが、天井面や開口部を広く防鳥ネットで覆う施工になると、数十万円以上かかるケースも少なくありません。足場や高所作業車が必要な場合や、構造が複雑な場合は、さらに費用が増える可能性があります。
見積もりでは総額だけでなく、清掃・消毒、高所作業、資材費、廃棄物処理、施工後の保証が含まれているかを確認しましょう。複数社を比較し、侵入経路の封鎖や再発防止まで含まれているプランを選ぶことが大切です。
グラックスでは、高所作業にロープアクセス工法を採用しています。足場や高所作業車が不要または最小限で済むケースもあるため、従来の施工方法と比べて工期やコストを抑えられる可能性があります。鳩被害の状況確認や費用については、まずは現地調査からご相談ください。
立体駐車場の鳩対策を業者に依頼する際は、高所作業の安全性や設備周辺の施工実績、鳥獣保護管理法への対応、再発防止策を確認しましょう。
【業者選びで確認したいポイント】
立体駐車場は高所や狭所、機械設備周辺での作業が多く、個人や管理担当者だけで対応するのは危険です。業者に依頼する際は、価格だけで判断せず、現地調査の精度や安全管理体制、保証内容、施工実績まで確認しておきましょう。
また、鳩を含む野生鳥獣や鳥類の卵は、鳥獣保護管理法により、許可のない捕獲・殺傷・採取が原則として禁止されています。卵やヒナがいる巣を撤去する行為は法令に抵触する可能性があるため、自己判断で対応してはいけません。
巣を発見した際は、卵やヒナの有無を確認し、自治体や法令に対応できる専門業者へ相談しましょう。許可が必要な場合の申請先は、都道府県や市町村によって異なることがあります。
一時的に鳩を追い払うだけでは再び飛来する可能性があります。侵入経路の特定や再発防止まで含めた施工を提案してくれるかどうかも、業者選びで確認したいポイントです。現地調査から施工、アフターフォローまで一貫して対応できる業者であれば、長期的な鳩被害の軽減につながるでしょう。
出典:
環境省「野生鳥獣の捕獲 捕獲許可制度の概要」(https://www.env.go.jp/nature/choju/capture/capture1.html)
立体駐車場の鳩対策は、防鳥ネットで開口部や天井面への侵入を防ぎ、防鳥ピンやワイヤーで止まりにくい環境を作ったうえで、清掃・消毒を組み合わせることが重要です。音や光だけの一時的な対処では再発しやすいため、侵入経路を特定し、複数の対策を組み合わせて継続的に管理することが被害の防止につながります。
また、立体駐車場は高所や狭所での作業が多く、施工範囲や作業方法によって費用が異なります。複数社に現地調査を依頼して見積もりを比較し、施工実績や安全管理体制を確認したうえで依頼することが大切です。
業者に依頼する際は、鳥獣保護管理法への対応も確認しましょう。卵やヒナがいる巣を自己判断で撤去すると、法令に抵触する可能性があるため、自治体や専門業者へ相談してから対応を進めることが重要です。
グラックスでは、ロープアクセス工法を活用した防鳥工事に対応しています。足場や高所作業車を使用する施工に比べて工期やコストを抑えられる場合があり、高所や狭所を含む立体駐車場にも柔軟に対応可能です。鳩被害でお困りの際は、現地調査や費用の相談からお気軽にお問い合わせください。